川島 あい

かわしま あい
講師歴／約5年
登壇回数／約3,000回
在籍店舗／ドコモショップ船橋二和店
過去の在籍店舗／ドコモショップ千城台店

（※2023年9月時点の情報です）

千葉県の北西部に位置し、県内では千葉市に次ぐ人口を擁する船橋市。この船橋のドコモショップ船橋二和店において「暮らしのスマホ教室」を展開し、同店で講師を務める川島あい講師。今回は、川島講師がどのような想いでお客様に向き合い、日々講座を実施しているか、詳しく伺ってみました。

船橋市自体は東京にも近く、比較的、都心なイメージがあると思うんですが、当店は新京成線沿いにあるので、雰囲気としてはローカル感があると申しますか、近隣に住んでおられるお客様の来店が多いですね。
また、理由ははっきりとは分かりませんが、特徴として、特にシニアのお客様のなかには、ご家族と一緒に住んでおらず、お一人で暮らしている方が多いように感じます。

やはりシニアの方が中心で男女比は半々。
また、「暮らしのスマホ教室」を受講される方は、皆、明るく活動的で、かつ、お話を伺っている範囲で判断すると、多趣味で時間的にも経済的にも余裕がある方が多いように思いますね。
ただ、スマホの使い方や操作となると、ライフスタイルや趣味などに追いついてないと申しますか、活かした使い方をされている方は、まだまだ少ない印象です。

基本的な操作についてのご相談は一定数はありますが、「スマホで〇〇ができるって聞いたんだけど、どうやるの？」といった、明確にやりたいことのご相談は多いです。

基本的な操作ができない方でも、ご家族やお友達から聞いて、「スマホでこういうことができる」といった知識はお持ちなので、そのやり方についてのご相談ですね。

例えば、この近隣のシニアの方だと、お買い物へは船橋駅周辺の百貨店に行かれる方が多いんですね。そうすると、百貨店のアプリがあって、それを持っているとクーポンが使える、ということを聞いて、「自分も使ってみたい」と。基本的な操作は完全にはできないけど、そういうことはやってみたいという方には、ご要望の相談には乗りつつも、まず、できること・できないことのヒアリングをしながら、最適な講座にご案内するといった対応はしております。

まず、私の中でスマホ教室の講師をやるにあたって常に思っているのが、「地域に貢献をしたい」ということが大前提にあります。

これは以前に在籍していた店舗での話なんですが、ある年にその店舗の周辺に大きな台風が来て、一帯が一週間ほど停電になったことがありました。そうしたときに、お店には「家族と連絡が取れない」「スマホの充電がない」「災害用伝言板の使い方が分からない」といった相談が、特にシニアの方からたくさん寄せられました。その時に、普段、スマホ教室をやっているのに、そうしたときにスマホを使えるよう教えてあげられなかったことに、非常に申し訳ない気持ちになって…。スマホが使えていたら、そうしたことにも対応できてたはずだし、ご家族の方も不安になることはなかったはずですよね。

「地域貢献」って、立場によって様々なやり方があると思いますが、私ができることは「暮らしのスマホ教室」を通じて、地域のお客様には少しでも安心で豊かな生活をおくっていただくこと。それが地域への貢献であり、そうした経験からも、今の船橋二和店に来て、上司である店長には「絶対、地域貢献なんです！」って言ってます（笑）。